Performance Analyzer 4 は、1つの画面に必要な機能がすべて網羅されているので直感的に操作できます。Oracle データベースの性能情報、統計データ取得から、取得した大量の情報の集計、画面や統計情報などのレポート出力も迷うことなく容易に行うことが可能です。

多岐にわたるOracle データベースの性能指標において、対象期間を指定するだけで取得データを分析、データベースをカテゴリごとに100点法で採点した診断レポートまでマニュアルなしで行うことができます。

データベースの安定運用に不可欠な機能を、直感的で使いやすいGUIで提供

Oracleの稼働状況や性能情報を収集し、分析したり、監視を行ったりするといった、安定したデータベース運用のために不可欠な機能を、1画面に集約しています。

主な機能

[ロギング]

• ・Oracleの稼働情報、パフォーマンス情報をV$やX$といったOracleのディクショナリから定期的に収集して蓄積します。これらの情報を使い、任意の2点間の稼働状況や性能動向を表示することができます。
• ・GUI版のStatspackとも言える「統計量Profile」は、待機イベントやロードプロファイル、初期化パラメーターなどさまざまな情報を表示します。また、「統計量List」では気になるOS情報やデータベース情報をグラフ化し、時系列の遷移を把握し、それぞれの相関を調べることができます。
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• ・蓄積データを活用することで、トラブルを未然に防止し、データベースのボトルネックを究明します。また長期間に渡る蓄積データを分析し、将来のシステムプランニングに役立てることも可能です。

[SQトレース]

• ・実行しているSQLを収集し、同時にその統計データも取得します。取得したSQLを平均実行時間や平均ディスク読み取り数などの切り口で調べ、問題となるSQLを発見します。
• ・問題となるSQLを発見したら、すぐにチューニングです。SQL解析機能を使えば、SQLの実行計画や実行統計の取得や、SQL文修正やヒントの追加、インデックス追加など、簡単にチューニングが可能です。
• ・パフォーマンスの劣化の原因となる実行計画が変わったSQLを識別するために、実行計画の比較機能が利用できます。取得したSQLトレースのデータを比較することで、実行計画が変わったSQLを簡単に識別できます。

[監視]

• ・ディスクの空き容量不足やOracleエラーなど、40種類以上のよく使用する監視項目は事前に定義され、対話的に操作するだけで簡単に設定できます。ユーザー定義の監視項目として、任意のSQLを指定することもできます。
• ・事象を検知した時は、メール、SMTPやOSイベントビューア連携などで管理者に早急に通知します。

分かりやすい性能分析診断レポート

収集蓄積した稼働・性能情報データから、パフォーマンス情報やボトルネックを示すレポートを簡単に生成できます。対象の期間を指定するだけで、取得したデータを分析し、データベースをカテゴリごとに100点法で採点します。 またそれらを総括したポイントや改善のヒントなどを提供します。

データベースをカテゴリごとに100点法で採点

SGA、PGA、REDO、LOCKなど、カテゴリごとに詳細にレポート